楽譜作成へのこだわり

プロがおすすめ・楽譜作成ソフト〈2017年版〉

finale_2014

プロがおすすめ!楽譜作成ソフト一覧

楽譜作成ソフトにも、当社の作成現場で使用しているハイエンドのプロ仕様のものから、初心者でもお手軽に試せる無料ソフトなど様々なメーカーから色んなものが出ています。
使用パソコン環境・多用する楽器編成や作成するフォーマット・作業の操作性、目的別の向き不向きなども考慮して、2015年最新の厳選したおすすめ楽譜作成ソフトをご紹介致します。

Finale 2014(フィナーレ2014)

当社の制作現場でも、かなりの割合をFinaleを使って作成しております。
日本国内で市販出版されている楽譜の多くも、フィナーレを使って制作されています。
まさしく、楽譜作成において出来ないことはない!と言える最高峰のソフトです。
作成の際の操作性も、できあがりの見易さや綺麗さも断トツでピカイチですね。

通常版のFinaleと、Finale Print MusicやFinale Song Writerの違いは「PDFの書き出し対応」「MIDI書き出し対応」「グラフィック書き出し対応」「作成可能な楽器数」「移調の可・不可」「歌詞入力制限」「リアルタイム入力の可・不可」「付属音源の有無」などの機能の違いがあります。
金額面が許せば、機能面での制限がない通常版Finaleが太鼓判を押して一番オススメです!

オススメ度:★★★★★

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Sibelius (シベリウス)

上記のFinaleと比較されることも多いのが、このシベリウス。
楽譜作成ソフトとしての機能面や操作面でも、Finaleで出来ることはほとんど出来るという点では変わりません。こちらもプロ仕様のオススメソフトです。
唯一、多きな違いを挙げるとすれば、Sibeliusの方は「作曲や編曲を行いながら同時に楽譜も作る人に向いている」という感覚です!作曲家さんタイプに愛用者が多いソフトです。

オススメ度:★★★★☆

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スコアメーカー 9

カワイが出しているスコアメーカー。
こちらも、上記2つに引けをとらず出版レベルでのハイクオリティーなスコア制作が可能です。
大きな特徴としては、手持ちの楽譜をスキャンして電子楽譜化が簡単にできる高精度な「楽譜認識機能」を持っていることです。
楽譜をスキャンして、電子楽譜に演奏をさせることも可能!すごいのは、PDFデータやbmp、pngデータからも直接楽譜化が出来るところです。
また、バージョン9では内蔵音源が大幅に進化していて多彩で表現豊かな再生も可能になったことです。

上記の特徴から、スコアメーカーは学校関係者の方や音楽の先生に特にオススメのソフトといった感じです。

オススメ度:★★★★☆

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Guitar Pro 6 (ギタープロ 6)

Guitar Pro 6は、・ギター・ベース・ウクレレ・バンジョーなどギター群楽器(フレット楽器)のタブ譜やテクニック記号などの記譜を詳細まで表現出来る、ギター系楽器の譜面作成に特化した楽譜制作ソフトです。
当社でも、TAB譜のオーダーの際はギタープロ6を使うことも多いです。
プレーヤー向けの使いやすいインターフェイスと非常に直感的な操作性で、見易いタブ譜スコアが作成出来ます。(8弦までの多弦楽器の記譜も可能)

また、音源やアンプシミュレーター・エフェクターも充実しており、プレイバックや練習をサポートする機能を兼ね備えているのも魅力の一つ!
もちろん、タブ譜以外にもドラム譜やピアノなどの五線譜も作成可能です。

オススメ度:★★★★☆

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Clover Chord Systems (クローバー コード システムズ)

リードシート(マスターリズム譜)やコード譜作成用に特化した安価なソフト。
出来ることはごく限られていますが、セッション時のリズム譜やリードシートやコード譜の作成のみならこのソフトでも十分綺麗なスコアが作成可能です。

オススメ度:★★★☆☆(リズム譜・コード譜作成に限る)

Clover Chord Systemsのダウンロードはこちら

Muse Score (ミューズ スコア)

無料の楽譜ソフトでは、現在Muse Scoreが一番幅広い機能を持っおり、ある程度のことが出来ます。
現状タブ譜に非対応だったり、体裁の細かい調整が出来なかったりしますが、オープンソースで開発されているのでプラグインで色んな機能に対応出来る日も近いかも?
有料のソフトに比べると、まだまだ出来ない事の方が多くてプロの人には全然オススメできませんが、「とりあえず」のレベルでは十分な機能性!

無料ソフトでは、Finaleのフリー版「Finale NotePad」よりもこちらのミューズスコアをオススメします。

オススメ度:★★☆☆☆

Muse Scoreのダウンロードはこちら

最後に

ご紹介したソフトは、目的の用途によってどれもオススメのものばかりです。(有料ソフトに関しては慣れていまえば、どのソフトでも出来ることはほとんど大差ありません)
皆さんのお使いのパソコンの環境やMIDIまわりの環境や動作条件もチェックして、初めてのPCでの譜面作成を楽しんでください♪


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